結論「大丈夫です。」
ちなみに、これまで対応できなかった方は一人もいらっしゃいません。
目次
1.使用車いす
3種類の車いすのうち、寝たきりの状態でのご利用の場合は、フルリクライニング車いす(松永製作所:エスコート[FR-11R])をご準備いたします。背もたれが好みの角度でリクライニングでき、フルフラットまで可能です。また、アームサポートの高さも調節でき、座面の高さまで下がるので、移乗介助がしやすいタイプです。 寝たきりのまま移動というと、「ストレッチャー」を連想しますが、厳密にはストレッチャーとは違います。フルリクライニング車いすです。 とはいえ、これまでフルリクライニング車いすでお送りできなかったお客様はおりません。 |
2.使用車種
寝たきりの状態でのご利用の場合は、使用車種は、車体の広いトヨタのノアを使用します。ご利用者様本人以外に、付き添いが2名乗ることが可能です。 |
3.酸素ボンベ(酸素療法)利用しながらでもOK
酸素療法中の方が酸素
4.点滴しながらでも大丈夫?
はい。これまで、検査のための他病院の通院や転院、施設への退院など、点滴施行中の方の乗車実績も多数ございます。ただし、運転者は医師や看護師ではありません。安全な運転に専念しておりますので、常に点滴をチェックする必要のある方は、付き添いなどの同乗をお願いします。ただし、救急車ほどの車高はございません。点滴バッグは車の天井の持ち手にフックいたします。針先の水圧に留意しなければならない方はご注意ください。
5.「若いけど」「急なケガなんだけど」「救急車を呼ぶほどではない」
もちろん大丈夫です。若い方の急なご病気やスポーツ中のケガ、救急車を呼ぶとご近所様に迷惑がかかりそうだ、救急車は大げさだ、などなどの理由から、福祉タクシーひまわりをご利用いただいた方も多数いらっしゃいます。
6.逆に、どんな人は使えないの?
一言で言えば、「救急車じゃないとダメな方」です
・移動中にも積極的な医療処置が必要な方
普通車とはいえ、運賃は小型に属します。寝たきりでの移動には十分な広さがございますが、移乗中に医療処置ができるほど十分な広さはございません。
・ストレッチャーごと移動される方
ストレッチャーは何とか乗りますが、寝台車とは違います。しっかりとした固定ができないため、お客様を乗せた状態でのストレッチャーの移動はできません。
・まったく動かすことのできない方
複雑骨折や脳挫傷など、医療ニーズが高く少しの振動にも留意しなければならない状態の方は、救急車を呼びましょう。
・ご遺体
死亡診断書があれば自家用車での遺体の搬送は可能ですが、私たちが業務でご遺体を搬送することは法律で禁じられております。
7.高いんじゃないの?料金は?
料金体系は一緒です。
料金については、こちらをご覧ください。「福祉タクシーの料金」のページへ(別にタブが開きます)
運賃+介助料+車いすレンタル料
運賃は変わりません。
介助料は500~1000円程度。スタッフ2人介助の場合は2,000円
リクライニング車いすレンタル料は1,000円です(リクライニング車いすをお持ちの方は、車いすレンタル料はかかりません)。