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読解力・稼ぎ方・賢さ

文章が読みにくい
説明がまとまらない
話を聞いているうちに混乱してしまう
YouTubeで「効率よく稼ぐ方法」を見ても, 難しくて理解できないし
そもそも怪しいのかどうかも判断できない
こんな悩み, ありませんか?
これらの根っこには, 論理展開がうまくできていないという共通点があります
「論理展開」と聞くと難しそうですが, 実はすごくシンプルで――
要するに「理屈で考える」ということです
では, 理屈で考えられるようになるには何をすればいいのか
「難しい本を読む?」
そう考えると, 一気にやる気がなくなりますよね
結論からいえば, まずはいくつかの日本語の意味を, きちんと言葉で説明できるようになることなんです
その代表が「概念」という言葉です
聞いたことはあっても, 説明となると意外とむずかしい言葉です
こうした基礎的な言葉を曖昧なまま使っていると,
「主観と客観」「普遍と特殊」「絶対と相対」
こんな基本的な違いも見分けにくくなります
そして, 文章も話も頭の中でまとまらなくなっていく
だからこそ, 最初に理解してほしいのが“概念”という考え方なんです
これがわかると, 話す・書く・判断するというすべてがスッと筋が通るようになる
平たくいえば, ものごとの理解が一段軽くなるんですね
ここからは, その「概念とは何か」をできる限りやさしく解説していきます
論理展開とは

論理展開とは 理屈でモノを考えることです
有名なところでいえば
A=B B=C だから A=C である
はい いきなり脱落しそうですね でもこういえばどうでしょう
リンゴ=赤い 赤い物=目立つ だからリンゴ=目立つ
急にわかりやすく感じませんか?
人には, 情報より感情を先に受け取るタイプと, 理屈で整理するタイプがいます
どちらが良い悪いではありませんが, 仕事の場では大きな違いが出ます
感情タイプの人は, 青本を読むのがつらい
理屈タイプの人は, 青本を見るだけで算定構造の“図”が頭に浮かぶ
この“頭の中の図”こそが概念です
タイプが違えば世界の見え方も違います
対面の会話はできるのに, 文章になると急に話が通じなくなるのはそのためです ちなみに 世の中は 理屈タイプが基準として動いてます 言ってみれば「青本・赤本は理解できて当たり前」ということです
論理展開のカギ”概念”

辞書では難しく書かれていますが, やさしく言えば
”概念”とは「共通イメージ」や「コンセプト」のことです
もっと具体例を見てみましょう
例1:
自動車・電車・飛行機・自転車・馬車
これらに共通するイメージは?
答えは「乗り物」「移動手段」
これが「概念」です
例2:
・献立を自分で決める
・車いすで行きたい場所に行く
・ヘルパーにお願いして好きな服を選ぶ
・家族の中で自分の意見を言える
これらの共通イメージは?
「自立」「主体性」「自己決定」
これも概念ですが, 今度は“目に見えない概念”です
「公平」「役割」「価値」「信頼」なども同じ
触れられないのに, 確かに存在していて, 行動や判断を左右する
そういうとき, 人は「概念」という言葉を使います
概念が分かると何が変わる?

概念を理解すると, 基本的な考え方が整理しやすくなります
さらにその先には,
「顧客価値」「効率化」「リスク」「戦略」
こうしたビジネスの抽象語もスッと頭に入るようになります
すると, これまで理解できなかった「稼ぎ方」「賢い働き方」の動画も,
だんだん意味がつかめるようになっていくんです
AI時代でも必要なのは…

AIの進化で「管理職はAIでいいんじゃない?」という話題が出ています
とはいえ, どれだけ技術が進んでも, そのAIを操作し, 状況に合わせて判断する人間は必要です
そして介護現場では, その役割を担う人がますます求められます
だからこそ, 現場ヘルパーの方でも,
概念を理解し, 論理展開ができるようになることが強みになるんです
世界の見え方が変わり, 仕事の質も未来への選択肢も広がっていきます