生活援助は家政婦じゃない

生活援助とは・・・

  • 掃除・洗濯・調理など身体介護・通院等乗降介助以外の訪問介護すべて
  • 身体介護・通院等乗降介助を算定する場合 生活援助の算定はできません
  • 家族の在宅中も生活援助の算定はできません
  • あくまで本人の代行 本人がもともと行っていたこと 病気が治ったらできることだけです
  • 商品の販売・農作業等生業の援助的な行為は絶対ダメ!
  • 直接 本人の日常生活の援助に属しないと行為もダメ!

たとえば「畑の作業」「お客さんのお茶出し」「息子の部屋の掃除」とかは絶対にダメね!

(共通事項)サービス準備・記録等

  • 健康チェック:安否確認 顔色等のチェック
  • 環境整備:換気・室温・日あたりの調整
  • 相談援助・情報収集・提供
  • サービス提供後の記録等
  • 必要な方はドアの施錠

状況に応じて以下の事前準備・記録等を行います

掃除

居室内・トイレ・卓上等の清掃

  1. 声かけ・場所や内容の確認・説明
  2. 清掃
  3. 後片付け
こんな時は!?

作業が多く時間内に終わりそうにない
・確認・説明の時点で できる範囲にします
・掃除場所は あくまで本人の生活の範囲内
・窓ふきなどの大掃除はダメ
・庭掃除もダメ
事前に 提責がしっかり打ち合わせを

普通に使っていて掃除用具が壊れたら?
弁償する必要は全くありません 提責に連絡 新しいのを買ってもらいます

次回のために 掃除機ゴミパックの在庫確認などを行っておくといいですね

清潔・不潔の感覚を忘れずに!
・ゴミ箱をテーブルなどに置かない
・トイレ用スリッパで廊下を歩かない
こういう無神経がクレームにつながります

ゴミ出し

  1. 確認(ゴミ捨て場・曜日や時間)
  2. 声かけ・何を捨てるのかの確認・説明
  3. 後片付け(ゴミ箱等を元の位置に戻す・ゴミ袋をかけるなど)

洗濯

洗濯機・手洗い

  1. 確認(干せる状況か 洗剤・洗濯ネットなどの確認)
  2. 声かけ・何を洗濯するのか確認・説明
  3. 後片付け(衣類入れや洗濯かごなどを元の位置に戻す)

便汚染の際は 事前に簡単に便を落として洗濯機へ
尿汚染の際は 事前に軽く水洗いして洗濯機へ

とても汚れていて 時間がかかる場合
軽く手洗いしたのち ハイターにつけて家族や次のヘルパーに託します

こんな時は!?

乾燥・物干し

  1. 確認(天気 物干し場所 用具など)
  2. 声かけ・何を乾燥するのか確認・説明
  3. コインランドリーの場合は お金を預かり 引き取りの確認・説明
  4. 後片付け(衣類入れや洗濯かごなどを元の位置に戻す)

取り入れ・収納

  1. 確認(収納場所 用具など)
  2. 声かけ・どこでたたみ どこに収納するか確認・説明
  3. 後片付け(洗濯かごなどを元の位置に戻す タンスを閉じる)

アイロンがけ

  1. 確認(収納場所 用具など)
  2. 声かけ・どこで行い どこに収納するか確認・説明
  3. 後片付け(用具を元の位置に戻す タンスを閉じる)

洗濯の一連の作業は時間がかかるので 家族や次のヘルパーとしっかり連携を!

ベッドメイク

  1. 確認(場所 寝具の場所など)
  2. 声かけ・どこを行うか確認・説明
  3. 本人がベッド上にいる場合は 移動してもらう
  4. シーツ・マット・防水シーツ・布団カバーなどの交換
  5. 後片付け(汚れものを洗濯かごへ 押し入れなどを閉じる)

衣類整理・被服の補修

衣類の整理(夏・冬物などの入れ替えなど)

  1. 確認(衣類の収納場所など)
  2. 声かけ・どの衣類を整理するか確認・説明
  3. 衣類の整理を行う
  4. 後片付け(タンスや押し入れなどを閉じる など)

被服の補修(ボタン付け・破れの補修等)

  1. 確認(衣類や用具の場所など)
  2. 声かけ・何の作業を行うのか確認・説明
  3. 衣類の補修を行う
  4. 後片付け(タンスなどに収納する など)

調理・配膳・下膳

配膳・下膳・後片付けのみ

  1. 確認(炊飯器・食事・配食弁当・レンジ・食器の場所 など)
  2. 声かけ・作業内容を確認・説明
  3. 必要に応じて食べ物を温める
  4. 配膳・下膳する
  5. 必要に応じて 食器を洗う
  6. 後片付け(食器などの収納 シンク回りの確認 生ごみの処理 など)

一般的な調理

  1. 確認(炊飯器・食事・配食弁当・レンジ・食器の場所 など)
  2. 声かけ・作業内容を確認・説明
  3. 調理の手順を考える
  4. 調理法 食材の形状 味付けを本人に確認
  5. 盛り付けを本人に確認
  6. 配膳する
  7. 必要に応じて 後片付け(食器洗い 収納 シンク回りの確認 生ごみ処理 など)

調理上手・ヘタは関係ない!
ヘルパーは調理師ではありません
切り方から味付けまですべて本人に聞きます
時間内に終わらない量は あらかじめ断りましょう

これはNG
・本人以外の調理品
・ヘルパー自宅で作ったものを持ってくる
・通常ではない特別な料理
・専門知識がなければ作れない料理

こんな時は!?

食器も普段使いの物を使用します 通常利用している時の破損は弁償する必要ありませんが はりきって高価な食器を使い 破損したら弁償です!

買い物・薬の受け取り

買い物

  1. 確認(店が開いているか 財布・出納帳の確認 など)
  2. 声かけ・買い物内容と店を確認・説明
  3. メーカー・銘柄・量などをしっかり確認
  4. 売り切れの場合の代替案を確認(同メーカーの別銘柄か 別サイズか 他のメーカーか 買わないか など)
  5. 財布(お金)を預かり 財布内の金額を確認
  6. 買い物を済ます
  7. 品物の確認 お釣りの確認
  8. 必要に応じ 品物の収納
  9. 後片付け(財布や買い物袋の収納 など)
  • 基本は近くの店 時間内にできる範囲
  • メーカー・銘柄・分量を確認
  • 同じものがあれば パッケージを写メする!
  • 必ず 売り切れの場合 を想定
  • 家族が遠方で口座引き落としの方は 一旦会社で立て替え 利用料とともに立替金を請求することもあります
  • 毎回買い物がある方は 出納帳をつけたり 財布の置き場所を決めておくなどの工夫をします

間違えた時 自己判断は絶対にダメ
・まずは提責に連絡・相談する
・ヘルパーが弁償など言語道断!
・明らかにヘルパーの過失でも会社が責任をとります

こんな時は!?

クレームの多い案件です 事前の確認が9割 と心得ます 絶対返品などが無いようにしましょう
「確認作業にウザがられても 間違えるよりはマシ!」

薬の受け取り

  1. 確認(店が開いているか 処方箋・お薬手帳・保険証・財布・出納帳の確認 など)
  2. 声かけし内容を確認・説明
  3. できれば出る前に薬局に電話する
  4. 財布(お金)を預かり 財布内の金額を確認
  5. 買い物を済ます
  6. 薬の確認 お釣りの確認
  7. 本人に許可を得て薬事情報を写メし提責に送る
  8. 必要に応じ 薬・薬事情報の収納
  9. 後片付け(財布や買い物袋の収納 など)
  • 本人に許可を得て 薬事情報を写メさせてもらいましょう
  • 生活保護の方に 保険証はありません
  • 一包化されてない配薬は医療行為 できません
  • 薬が大量に余っている場合は 本人に相談し薬局に量の調整をしてもらいましょう

これはNG
・大量に余った湿布をもらう
・一包化されてない配薬は厳密には医療行為です

こんな時は!?

2024/02/28 変更