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これだけは知っておいて!

名前10個 マウス操作5個 ファイル操作8個
これだけ覚えれば あなたはパソコンが使えるといってOKです!

医療・福祉業界は IT化が一番遅れてます(詳しくはこちらのリンクのP42をご覧ください) 業界ヒエラルキー上位にいる病院がやる気ないので仕方がない

だけど 世間はどんどん進んでいます ですから もう遅れている病院や事業所は置いて行きましょう 私たちが どんどん仕事を簡単にしてゆけばいい

そのために「これだけ覚えておけば充分!」こんな内容です ここに書いてあることをちゃんと理解したら 「私パソコンが使えます」って言っても大丈夫です 余計な知識や前置きはなし! みなさんを甘やかして「覚えた気にさせる」こともしません ガチで解説しますので 何度も見て 実際に動かしてみて 理解しましょう!

くれぐれも「理解」してね!

こんな人は絶対に覚えません

× 専門用語を覚える
× 手順を覚える

丸暗記は「パソコンを覚える」とは言いません
具体的に 頭の中でイメージして 理解することを「パソコンを覚える」と言います 絶対に覚えておいてください

パソコンを一言で言うと?

パソコンは 変な命令をしてしまうと 壊れたり 消えたりします 原因の99%は使っている人のせい 変な命令をするせいです

ですから

まず このボタンを押して・・・次に このボタンを押して・・・

こんな覚え方ではダメです 「ここを押して」は捨ててください ちゃんと理解して 適切な命令を出しましょう 大丈夫 ちゃんと説明します そのうえで まず基本的にこの感覚を頭に叩き込んでください!

パソコンとは アプリケーションソフトを使って ファイルの実行や編集などをする 忠実な機械です

アプリケーションソフトが分からない? ファイルが分からない? 大丈夫です ちゃんと説明します まずは アプリを使って ファイルの実行や編集をする これだけ理解してください

今回の「ゴール」

パソコン内の書類を LINE・Mail・FAXなどで送信できる

これが今回のゴールです これを理解し終わるころには 皆さんは これができるようになります 完全にはできなくても もうあなたは 手取り足取りしてもらわず 言葉の指示だけで できるようになっているはずです では まいります!

超 基本の名称10選

01:デスクトップ(ホーム画面)

何のソフトも立ち上がっていない画面 スマホでいう「ホーム画面」のことです 簡単ですね!
ただし パソコン本体の機械を ノートパソコンの対義語として「デスクトップパソコン」と呼ぶこともあります 文脈から判断します

ちなみに デスクトップのデザインなどは かなり自由に変更できます 人によってデスクトップの見た目が違うのは そのためです

02:タスクバー

スタートボタンや起動中のアプリなどが表示される場所

03:スタートボタン

画面下にあるWindowsマークのボタン これを押すとメニューが表示され そこからいろいろな操作をする

04:アプリケーションソフト

「Excel」「Word」「Acrobat Reader」などのように ファイルの実行や編集などをする道具・プログラムのこと 「アプリ」「ソフト」などと呼ぶ ちなみに 仕事で使うアプリは以下を覚えておけばOK

  1. ブラウザ(Google chromeなど インターネットを見る)
  2. Excel(エクセル 一覧表や表計算など)
  3. Word(ワード ワープロソフト)
  4. LINE(ライン コミュニケーションアプリ 弊社では「LINE WORKS」を使っています)
  5. AcrobatReader(アクロバットリーダー デジタル書類PDFを閲覧する)
  6. テキストエディタ(メモ帳など 文字を書くためだけに特化したソフト Wordのように体裁は設定できない)
  7. 電卓(そのままですね)

05:ファイル

※Excelファイルの例

保存されたひとまとまりのデータのこと 文書・画像・動画・音声・プログラムなど様々ある

※ファイル名は好きな名前に変えられるけど 最後の「.(ドット)」以降の3~4文字のアルファベットは変えないでね!

アプリとファイルの関係

「アプリ」はあくまで道具 「ファイル」がなければ何にもなりません

例えば レコードプレイヤーだけでは音楽は聴けません レコードだけでも音楽は聴けません これと同じこと 皆さんがパソコンやスマホで音楽が聴けるのは 「音楽を聴くソフト」と「音楽ファイル」の二つが揃っているから YouTubeで動画が視聴できるのは スマホやパソコンの「ブラウザ」というソフトで インターネット上にある「動画ファイル」を再生しているということです

06:アイコン(ショートカット)

デスクトップ(ホーム画面)などに表示される小さな絵のこと
例えば このアイコン 見覚えがありませんか?

これは「Excel」「Word」「acrobat reader」のアイコン ちなみに デスクトップ上にあるものは アプリ本体ではなく 本体への近道「どこでもドア」のようなもの アプリ本体は フォルダの奥底に大事に格納されています

07:フォルダ

フォルダとは パソコンにある膨大なデータ(写真や書類など)を整理するために使う「箱」

まるで パソコンの中に 引き出しや棚があるようなイメージですが 大きな違いは 簡単に作れたり 箱の中に箱を何重にも入れられることです

実際のパソコン画面では 次のように表現されます そしてほとんどのフォルダは 一生触りません!

08:エクスプローラー

上記のような フォルダやファイルを見るためのアプリ 見るだけでなく コピー 移動 削除などの命令ができます

起動するためには ここをクリックします

09:ウインドウ

アプリごとの表示領域のこと 「窓」のように見えることからWindowsの語源

10:メニューバー

各ソフトの操作が一覧で表示されている部分

マウス操作5選

01:カーソル(マウスポインタ)

画面上でマウスの場所を示す矢印や手の形などのこと シーンに応じて 矢印・指・十字・Iマークに変化します 「カーソル」「ポインタ」と言ったりします

クリック

02:クリック

マウスの左ボタンを1回押して”すぐ”に離す操作
パソコンに「これを選ぶ」「ボタンを押す」などの命令

03:ダブルクリック

マウスの左ボタンを素早く”2回連続”で押す操作
パソコンに「これを実行せよ」などの命令

04:右クリック

マウスの”右ボタン”を素早く1回押す操作
これを押すと・・・

こんな感じでメニューが出てきます
パソコンに「メニューを開け」という命令です

05:ドラッグ

マウスをクリックしたままマウスポインタを動かすこと
範囲を指定したり アイコンを動かすことができる

練習してみよう

  • Quest01:デスクトップを表示して!
  • Quest02:マウスポインタを デスクトップのアイコンやタスクバーでは場所に移動して!
  • Quest03:その場所で右クリックしてみて!
  • Quest04:右クリックで出現したメニューから「新規作成」にカーソルを合わせて!
  • Quest05:さらに出現したメニューから「テキスト ドキュメント」をクリックして!
  • Quest06:新規作成した「新規 テキスト ドキュメント」のアイコンを「クリック」「ダブルクリック」「右クリック」「ドラッグ」して どのようになるか確かめよう
  • Quest07:「新規 テキスト ドキュメント.txt」の名称を好きな名前に変えてみよう
    ※「.txt」の部分は変えないようにね!

超基本操作 8選

01:コピー(Ctrl+C)

コピーしたい対象を選択し
Ctrl+C(同時押し)
または
右クリック→「コピー」
または
メニューバー→「コピー」

02:ペースト_貼り付け(Ctrl+V)

あらかじめコピーしておき
貼り付けたい場所をクリックし
Ctrl+V(同時押し)
または
右クリック→「貼り付け」
または
メニューバー→「貼り付け」

練習してみよう

前章Quest07で作成した「新規 テキスト ドキュメント.txt」を使います

Quest08:デスクトップ上の「新規 テキスト ドキュメント.txt」をコピーし 下に場所にペーストして!
Quest09:「新規 テキスト ドキュメント.txt」をダブルクリックして 開き 適当な文字を入力 好きな文字をドラッグして選択 同じウインドウ内でペーストしてみて!

03:すべて選択(Ctrl+A)

使っているソフトのウインドウ内にカーソルを移動し
Ctrl+A(同時押し)
または
右クリック→「すべて選択」
または
メニューバー→「すべて選択」

練習してみよう

Quest10:「新規 テキスト ドキュメント.txt」を開き すべて選択し 下にペーストして!

04:元に戻す(Ctrl+Z)

Ctrl+Z(同時押し)
または
右クリック→「元に戻す」
または
メニューバー→「元に戻す」

パソコン作業中に間違った場合 この操作をすると 1つ前の状態に戻ることができます!

練習してみよう

Quest11:「新規 テキスト ドキュメント.txt」を開き 適当な文字を打つ その後 「元に戻す」操作をしてみて!

05:印刷(Ctrl+P)

あらかじめ プリンタの電源を入れておく
Ctrl+P(同時押し)
または
メニューバー→「印刷」

06:検索(Ctrl+F)

あらかじめ 探したいウインドウを開いておく
Ctrl+F(同時押し)
または
メニューバー→「検索」

開いているウインドウの中から 探したい文字列を検索し その場所までジャンプすることができます
そのウインドウの中に「探したい文字列が何回使われているか」が分かるほか 「置換」ボタンを押すとExcelやWordなど編集中のファイルの文字列を置換することができます(例えば「高」を「髙」みたいな感じ) ただし 画像中の文字は検索できません あくまで「文字データ」だけです

練習してみよう

Quest11:このウインドウ内で検索機能を使い「Ctrl」という文字が何回使われているか見てみよう 画像中の文字はヒットしないことを確認しよう

07:保存(Ctrl+S)

あらかじめ アプリを開いておく
Ctrl+S(同時押し)
または
メニューバー→「保存」(その他「登録」など)

新規作成や変更したファイルを保存します

08:閉じる(Ctrl+W)

あらかじめ アプリを開いておく
Ctrl+W(同時押し)
または
メニューバー→「終了」(その他「閉じる」など)
または
右上の「×」ボタンをクリック

新規作成や変更したファイルを閉じます