
介護の記録が苦手な方 手を上げてください
はい 全員ですね(笑)
みなさん 上司に「お変わりありませんはダメ 何も変わりがないことなんてありえない」だとか「5W1Hを意識しなさい」とか言われたことありませんか?「5W1Hなんて」私だって思い出せませんよ
安心して 「記録」の本質をちゃんと理解すれば なにも難しい事なんてありません
これを見終わる頃には「え?記録ってこれだけでいいの?」と 皆さんの気持ちはスッと軽くなっていることと思います
期待して 見てくださいね!
文章力はいらない
大事なのは「早さ&的確さ」
どんな仕事でも「報告」して初めてその仕事が完了します
そこで切っても切り離せないのが「記録」 上司に無理難題を言われ 苦労している方や 苦手意識を持たれる方も多いと思います
大丈夫 その上司も たいした文章力ないから
難しく考えなくてもOK! 気軽に考えましょう
速さ
記録に限りませんが 仕事で大事なのは「速さ」です 遅い仕事は誰でもできます 誰でもできることは 仕事じゃないです 趣味です
できれば 1つ訪問が終わるごとにスマホを開き 車の中で3分で終わらせましょう
次が詰まっていて時間の余裕がなくても 最悪その日のうちに終わらせましょう
的確さ
何があったのか 事実だけを書きましょう 仕事の多くはあらかじめ内容が決まっていますよね だから多くの場合 選択肢にチェックを入れるだけでOKです

記録が苦手な理由
みなさんの仕事は介護 執筆ではありません 介護職員に文章力がないのはあたりまえ 文章力なんて みん~な ありません だから心配しないで!
「文章」を書こうとするするから⁉
私は20年以上介護に携わっていますが この業界で上手な文章を一度も見たことありません 勘違いしないで欲しいのですが ディスっているわけではありません 文章を書くには 「適切な単語」「構成」「言い回し」「接続詞」などをうまく組み合わせなければなりません これらを駆使するのが 作家と呼ばれる職業の方々です
そもそも 日本人の99%は上手な文章が書けないと心得ましょう 決してあなたの努力不足のせいではありません 作家ではないのだから
ヘタに文章を書くより 単語や箇条書きの方が伝わるものです
「目的」がないから⁉
介護記録の目的は
- あなたが仕事をした証
- その日のお客様の様子を現場にいなかった人に伝えること
です この目的を忘れると何を書けばいいのか分からなくなります 例えば うまい文章を書こうとしたり あなたの感情を伝えようとすると もう書けなくなります
だから 目的を忘れないで!
「記録」具体的にどうすれば?
そもそも「記録」とは「のちのちに伝える必要から事実を書きしるすこと」
つまり
- 現場にいなかった人に
- 何があったのか
- 伝える
これさえ押さえれば記録と呼べます
チェックするだけでも記録
介護記録には

このように あらかじめチェック事項が準備されていますよね?ここに行ったことをチェックすれば ひとまずOKです
単語や写真でもOK
チェック事項以外に記録しなければならないことがあります そんな時は

特記事項などに 単語や箇条書きを添えればOKです
皮膚状態など 言葉で伝えにくいものに関しては 写真をアップロードすればOKです 目標は3分で終わらせること
「紫斑」とか「擦傷」とか書いてるとなんだかそれっぽく思いますか?だけど 写真の方が何倍も伝わりますよ
それでも「書け」と言われたら
- うちの事業所はチェック式ではない
- スマホやタブレットは禁止されている
- 文章を書くことを強要される
こんな方 それは残念でしたね 会社を変えた方がいいです
適切な記録をつけるために
計画書を気にするクセをつけよう
介護保険の全てのお客様は ケアプランがあり 個別の介護計画書が必ずあります
できれば新規訪問する前に これらをチェックしましょう
例えば 基本情報は ここから閲覧できます


同様に 訪問介護計画書やケアプランの確認もできます やり方が分からない方は サービス提供責任者に聞いてみましょう
読み手が知りたい記録内容とは
目標の達成度
ヘルパーは 訪問介護計画書に定めた目標を達成するために 訪問しています したがって 家族やケアマネージャーが知りたい内容は その目標達成にどれほど近づけたです
例えば「入浴ができている」という目標があったとしましょう 家族やケアマネは
- 入浴したのか?
- なぜできなかったのか?
- どこまで一人でできたのか?
このようなことを知りたいのです ですから これを記録に載せれば 言うことなしです!
計画書にない他のニーズ
例えばあるお客さんの計画書には「入浴介助」しか載っていないにも関わらず とても部屋が不潔だったとしましょう せっかく入浴をして身体がキレイになったのに 部屋が不潔だったら何にもなりませんよね?とはいえ 計画書にないのに掃除支援をしても ただ働きです
だったら そういうことを記録に載せるのです
難しく書く必要はありません
入浴はいつも通りできた それより部屋がとても不潔
ただこれだけでいいのです これをもとに サービス提供責任者やケアマネージャーがアセスメントをして 次の支援につながるのです
書くことがない時は?
作業内容等にチェックつけたのち 本当にいつもと同じで書くことがない時は
「いつもとお変わりありません」
でも 全然OKです
「何か書け!」は本質ではありません 大切なことは
- 介護計画
- 目標
- 本人の病気
- 介護環境
などです 本当に書くべき特記事項がない場合は気にする必要はありません
もし 上記に変化があったら 単語や箇条書きでもいいので 記しておきましょう だって その時間にお客様の状態を知っているのは あなたしかいないのだから
恐れるべきは「白い悪魔」
記録が面倒だから・・・と 週末や月末にまとめて記録を済ませようとしていませんか?そんなあなたに質問
あなた 文章力ありましたっけ?
ですよね~?無いよね~?無いから 後回しにするんだよね?
しかし 最も恐るべきは 何も書かれていない白紙の記録「白い悪魔」です
さきのばしにして 数日たつと 人は記憶を失ってしまいます
「白い悪魔」が育つ前に できれば 訪問のラスト3分でさっさと終わらせる できなければ 車を発信する前に車内で終わらせる それも難しければ せめて 当日の夕方までには済ませましょう
思うこと全て書かなくてもいいんです どうせ全てを表現する文章力は誰も持っていません それより 後回しにして 事実内容を忘れてしまう方がマイナスです わかりますね?大事なのは早さなのです
「質」はそのあとに 備わってきます 苦手意識がある人は 一生成長しませんよ
「監査」の呪縛から解き放たれよう
いかがでしたか?
これまでの「記録」のイメージがずいぶん変わったと思います
そもそも 皆さんの上司が「記録 記録」とうるさいのは その多くが「監査」という漠然とした不安感にとらわれているからだと思います もしくは「医師」などから「これじゃなんも分からん」と小言を言われたからかも
まぁ「監査」という言葉遣いがすでに間違っているんですが それはさておき記録が問題になるのは 「あるか」「ないか」であることがほとんどです
たとえば「苦情の記録があるか ないか」「勉強会の記録があるか ないか」
訪問介護だったら「身体介護」であれば「身体介護をした記録があるか ないか」など
文章の中身ではありません
文章をきちんと読めない上司は そこをごっちゃにして 自分も書けもしない文章を 部下に書かせるといった ハラスメントまがいを行っているにすぎません
今 社会は深刻な人手不足です 実際の支援をおろそかにして記録に注力するなど 本末転倒ですよね? 今後 世の中は記録の簡略化されていくことでしょう ちなみに延岡市は 全部じゃないにしても わりと社会の流れに乗って簡略さされつつあって 私は評価しています
現場の私たちは まず誠心誠意支援を行って 記録は
- 何の目的でいったのか
- 選択肢にチェック
- 説明しずらかったら写メ
- 本人の目標を達成できそうか
- その他介護の上で特記事項
これだけを書けばおしまいです
なんにも 難しいことはない
いかがでしょうか? 少しは気が楽になりましたか?