結論「大丈夫です。ケアマネージャーが対応いたします」

退院後の生活や介護について、相談を承ります。無料です。お気軽にお問い合わせください。

目次

  1. 要するに、ケアマネージャーを決めればよい
  2. 自宅で介護が必要になった場合
  3. 「介護」するほどではない場合
  4. 施設を検討する目安

リハビリが必要

福祉用具が必要

1.要するに、ケアマネージャーを決めればよい

「いざ、退院」が決まっても、体力や身体機能が入院前ほど戻っていないことはよくあることです。退院後に、考えることはたくさんあります。例えば、

・リハビリが必要?

・夜一人で大丈夫かしら?

・買い物はどうしよう

・安全にお風呂に入れるだろうか

・やっぱり施設かな?

などなど、心配は尽きません。

ズバリ、結論をいうと、

「入院中に、ケアマネージャーを決めておこう」

です。これについては、別に記事を書いていますので、こちらもご参考ください。「介護が必要な場合にまずすること」(別ウインドウが開きます)

こういった介護の悩みの強い味方が、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」です。ケアマネさんは、介護についての専門知識を有しています。相談料はありません。全額、介護保険料でまかなわれます。なので、ケアマネさんにご相談ください。

近くに知っているケアマネさんがいなければ、わたくしどもでも構いません。いつでもご相談ください。

・ひまわりケアプラン:0982-40-3554

・福祉タクシーひまわり延岡西営業所:080-5020-0100

どちらもケアマネージャーが対応いたします。

2.自宅で介護が必要になった場合

食事、トイレ、買い物、入浴、運動、日中の見守り、外出支援、などなど、不安は尽きません。どのような事業所があるのか、主なものを一覧表にしておきます。ご参考下さい。

訪問介護(ホームヘルパー) 食事の準備、トイレの世話、買い物同行、買い物代行、薬局に薬をとりに行く、自宅でお風呂のお手伝いなど(介護保険ではできないこともあります)
通所介護(デイサービス) 日中の見守りが必要な方、昼食、運動、リハビリ、入浴を提供しているところもある
 訪問入浴 入浴に特化したサービス。寝たきりの方や医療ニーズの高い方など
通所リハビリテーション(デイケア) リハビリ、運動に特化した日中の支援。昼食、入浴を提供しているところもある。
 訪問リハビリ 理学療法士や作業療法士、言語聴覚士、看護師などが家に伺って自宅でリハビリを行う
訪問看護 医療ニーズの高い方の看護を行う。その他、お薬の管理やリハビリ、身体介護をを行うこともある。
 配食サービス お弁当を決まった時間に配達してくれる。糖尿食や透析食などに対応している。
 福祉(介護)タクシー 一人や家族支援での外出が困難な場合に、車いすごと移動してくれる。車いすの方でなくてもOK(歩行器や車の乗降に介助が必要なかた)
 有償ヘルパー 介護保険の訪問介護では保証されていない内容を依頼する場合。
 福祉用具 手すりや介助用ベッド、車いす、杖、歩行器、スロープなどの福祉用具が必要な場合。
居宅介護支援事業所

ケアマネージャーの事務所です。

どのような介護が必要か分からない場合、どのような事業所があるか分からない場合にご相談ください。

3.「介護」するほどではない場合

「介護」は大げさだけど、かといって1人では不安な場合、要介護の判定が出ていない場合は、「みまもりサービス」や「福祉(介護)タクシー」などが考えられます。そういう場合も、わたくし共にご相談ください。

また、延岡市が行っている「介護予防・日常生活支援総合事業」もあります。その際は、最寄りの地域包括支援センターや社会福祉協議会に相談するのがよいでしょう。わからなければ、わたくし共にご相談いただいても構いません。

ニーズ(ご要望)に応じて、状態の切り分けを行い、必要な事業所やボランティアなどへ紹介いたします。

4.施設を検討する目安

よくある質問です。結論を先にいうと、

「ご家族が家で介護をしたいかどうか」と「夜一人で過ごせるかどうか」

が分かれ目です。

「病状」や「本人の意思」ではありません。あくまで、ご家族が家で介護したいかどうか、ご家族様自体の意思が大事です。その上で、夜の問題を考えます。

その際に、「施設に入れることは悪いことだ」の固定概念は捨てましょう。ご本人様やご家族様の幸せは、施設か在宅かの判断には無関係です。

在宅であれば、日中はさまざまな在宅の介護サービスがありますし、このご時世、福祉用具はかなり進歩しています。ITを活用した便利な道具もたくさんあります。とはいえ、ご家族の負担ゼロで介護はできません。また、介護が必要な方のほとんどは、「家で生活したい」と答えます。

したがって、この二つ「ご家族が家で介護をしたいか」「夜一人で過ごせるか」が、施設を検討する目安になってきます。家での生活を望めば、全力で在宅生活をサポートしますし、施設という選択を選んだのであれば、ご本人様にとご家族様にマッチした施設の提案をいたします。

金額的なことを言えば、施設の費用は、延岡市の場合、すべて含めて1カ月15万円くらいです。特別養護老人ホームであれば、10万円を切りますが、順番を待たなければなりません。在宅の場合は、3分の1程度です。

病院や医師から「施設でなければ無理」といわれて、慌てて施設を探される方がよくいらっしゃいます。ドクターは病気や身体の状態にフォーカスしますが、必ずしも介護生活全般に詳しいわけではありません。よく言われる「転倒の危険性(リスク)」は、正直言って、施設もご自宅も、大して変わりません。

もちろん、施設に向いている方もいらっしゃいますし、在宅ならではのリスクもあります。しかし、人生の終盤に差し掛かった大切な時間について、まずは、本人とご家族様の意向が第一です。方法論はいくらでもあります。ですから、意向をはっきりとさせた上で、介護が必要になった原因である病気は、医療のプロである医師の意見を聞き、具体的に介護員が実生活のオペレーションをするのです。

私たちは、医療のプロではありませんが、介護のプロです。介護に不安なことがありましたら、最寄りのケアマネージャーか、わたくしどもにいつでもご相談ください。


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